週刊少年ジャンプ12号感想

ハイキュー

うわああああおっもしれええええい!
靴の向こうにエースが見えてページをめくったら影山がボールを敵陣に落としていた演出の妙技よ。これぞ漫画って感じがする。大王様は大物感もありつつ、モテモテでスカしてて普通にヤな奴なので、こうして一矢報いると非常にスカッとする良い敵役だと思います。安定感のあるこの漫画の中でもかなりの神回か。
今後の展開は、青葉城西の監督は伊達工業戦をずっと見ていたくらいなので対策を用意しているだろうし、相当な苦戦が予想されそう。ハイキューは何気にこれまで、苦戦しても練習試合ムードのままだったりしたので、トーナメントでの本気の苦戦がどう描写されるのか楽しみ。

暗殺教室

触手の弱点はそのままイトナの弱点でもあるし、もちろん対先生ナイフも効く。大ピンチから、ものすごい納得のいく展開であっさり逆転して、いつもの説得まで一話できっちりまとめてくるとは。なんたる恐るべき構成力! イトナの暴走は生徒達に止めてほしいなあ。対触手の模擬暗殺にもなる。
さすがに無いとは思うけど、ここで生徒達がイトナを殺してしまう展開もアリだとは思う。自分たちがやろうとしている、命を奪うというのがどういう事なのか知る機会にもなる。

ワールドトリガー

あ、ちょっとアンケ取れる要素出てきたかも。ユーマの「特別な存在」っぷりが良い。札束は「特別感」が凄く出てるし、誰だってDQNにあんなふうに言い返したいさ。葦原先生は今まで「露骨な悪役」をあまり出してこなかったけど、今話は上手く使えているように思う(前話に続いて、というのは少々ワンパターンだけど)。「全部あいつらの言うとおりに」の言い回しも、ちょっと普通じゃない感じに正直で、スカッとする。
こういう、常識外れな存在となって世間に言い返したい、みたいな憧れは読者にも常にあるはずで、暗殺教室はそれでアンケが取れている部分もあると思うので(E組は暗殺を学んで「特別な存在」になれる)、そういう面でこの作品も生存の目が出たらいいな。

恋するエジソン

あー相撲は、相撲は卑怯だわー。なんかツボなんだよ。つい笑っちゃうんだよ力士は。くっそー。飼うかー! 力士を飼ってくるかー! やられたなあ! 礼儀正しいよなそりゃなあ! あと「トイレを我慢する女の子」はやっぱ間違いないですね。素晴らしいものだ。渡邊先生は流石、そういうの異常に「わかってる」。しかもエジソンの顔まで我慢してる顔なのはヤラレタ。

べるぜバブ

やっぱ先生は、画力の壁を超えてエロイ画を書くのが上手いお人なんですよ。ほんとうによくわかりました。包帯より、その後の舌出しがエロかった気もします。エロさはデッサン力じゃないよな、やっぱり。


読みきりとか読んだら追加するかもしれません。