ほとんど唯一のエロゲー

暇なので数年ぶりにガッツリエロゲーしちゃった。アリスソフトの「大番長」。僕の人生でほぼ唯一のエロゲーと言っていいゲームで、つまり自分ノベルゲー苦手なんすよ。シミュレーションの完成度がエロゲーを続ける秘訣です(キリッ

しかし今思えばこのゲームの世界観はとても興味深く、ある意味では自分の原点とも言えそうではある。十年近く前のゲームなのに今に繋がるものがある。

日本中で若者が異能力に目覚め、ジャンル横断的なキャラクターが破天荒に詰め込まれているごった煮感覚は、非常に「ダンゲロス」に近い。戦車VS吸血鬼VS忍者VS海賊、と言えば凄くそれっぽいだろう。トットリが砂漠化していたり、北海道をヴァンパイアが支配している等の地域ネタも近いものがある。
また学生が学園を中心とした政治体制を敷き始めるという設定は名作WEBマンガ「覇記」を思わせる。
そして……主人公たちは関東で近代的組織を打ち破ったあと、京都を中心とした関西に構える巨大忍者組織に立ち向かっていくことになるのだが、この順序。地理関係。まさにニンジャスレイヤーではないか。

ついでに、今日プレイした部分では「幼女と触手の和姦シーン」があった。十年前にだ。時代はもう始まっていたのだ。
最近はクロノトリガーといい、自分のルーツを辿るような生活をしていますね。原点に立ち返るのは、普通に最も気に入っている作品に触れることでもあるので、楽しいですね。